台湾リモートライフ
開発部部長の五十嵐(@igaiga555)です。沖縄リモートライフの日記以降、すっかり花粉症の人としてみなさんからお声かけいただくようになりました。
今日はリモートライフ第2弾で台湾へ行ったお話を書きます。
台湾は街の雰囲気が日本とすごく似ています。昨年、RubyConf台湾で初めて訪れたのですが、落ち着いた雰囲気とおいしいご飯がとても良かったので、花粉がない場所で、それなりの期間(約2週間)滞在する場所として適していると思い、台湾の首都の台北を滞在先に決めました。
沖縄の時はairbnbの宿をメインの仕事場所にしていましたが、今回の宿はwifiのスピードが遅く、プリペイドsimの携帯も3Gだったためビデオチャットは無理なレベル。今回は友人らが経営する5XRUBY社さんが声をかけてくださり、席を貸していただきここをメインの仕事場所にしました。Railsで受託開発をしている会社で、台北の中心部にあるオフィスは広い部屋をセミナールームとして貸し出しもしています。
ここで毎日のように勉強会が開催されていて、RubyConf台湾で会った友人だけでなく、たくさんのエンジニアを紹介してもらいました。世界に友人が増えるのはとても嬉しいことですね。上の写真で前に座っているのはインターンで来ている学生さんです。
私の仕事の成果は沖縄のときと同じく、東京にいるときの2倍あまりのタスクを片付けることができました。フルで滞在した週は21pt(=42時間)分のタスクをこなせました。花粉症がなく、しかもおいしいご飯を食べてベストコンディションで仕事ができて幸せでした。
台湾の良いところはたくさんあるのですが、ひとつは朝ご飯をちゃんと食べられることです。上の写真はよくある朝ご飯のメニューで、小籠包と揚げパン、温かい豆乳です。これで値段は250円くらい。お気に入りで毎朝食べていました。毎週30SRP(ShoRomPoo)を達成していました。東京でも朝ご飯を外食できる文化ができるといいですね。:)
ほかにも紅茶が街のいろんなところで買えて安くておいしいとか、果物が安くておいしいとか、夜市の食べ物がおいしいとか、ピーナツの入った温かいスイーツがおいしいとか、猫空で買った茶葉のお茶がおいしいとか、50嵐のタピオカミルクティーがおいしいとかいろいろ書きたいことはあるのですが、1つだけ。
台湾の人たちはとても優しいです。地下鉄に乗っていてご老人や子供を連れた人がくると、離れた場所にいても捕まえて席を譲るほど。お店の人も優しく、私は台湾語を喋れないですがそれでも嫌な顔をまったくしないで対応してくれました。(私は海外旅行先のお店でいやな顔されて凹むことが多いのです。)最初の3日くらいはお店で言葉が通じずナーバスになっていましたが、筆談すれば漢字でだいたい分かるとか、メニューも書いてあるものなら漢字で分かるとかコツを掴んできて、なによりみんな嫌な顔しないで対応してくれたので、楽しい日々を過ごすことができました。
日本に住んでいるとなんでも当たり前にできてしまうので、言葉も通じない異国の地という環境に置かれたことで、日常に溢れている優しさを強く感じることができました。現地の友人たちにも本当に親切にしてもらいました。みんなが優しさを持つ社会がこれほど暮らしやすくなるのかというのを体験できる街です。台湾で感じた居心地の良さは、この辺にも理由があるのかもしれません。この経験が今回の旅での大きな収穫でした。
東京に帰ってきてからいくつか取材を受けて、公開されたものもありますのでこちらにまとめておきます。また、TOKYO MX TV さんのニュース番組中の花粉症対策の中でも取り上げていただき、反響の大きさに驚きました。やはりTVはすごいですね。
- 人物特寫 - 台湾でお世話になった5XRUBYさんのページでインタビュー記事を作ってくれました。
- 花粉症で「沖縄勤務OK」のスパイスライフ 社員は「症状なかった」と大満足 | キャリコネニュース - キャリコネさん、行く前に続いて行った時の記事も書いてくださいました!
- トコトン働きやすさにこだわるなるほどな理由|コンディショニング|【瓦版】 - 瓦版さん、丁寧に記事を書いてくださいました。